「ほそログ」

かっせ@ほそうで管理人の「旧車ほそうで繁盛記Weblog」+「日常+PC+カメラ日記」

わたしのパソコン遍歴~Mac編~その1

さて、振り返ってみたら78台もパソコンと呼ばれる箱を買い続けてきたこの13年。なんだ、年平均なら6台じゃないか、ってじゅうぶん変態か。
ということで、これまでのパソコン遍歴を備忘録としてつづってみたいと思います。誰も興味なくてもいーんです。あくまでも備忘録なんですから。いくつか記憶があいまいなところがあるので覚え違いなどあるかもしれませんが、まーいってみよー。


Performa 5260
http://images.apple.com/jp/support/datasheet/performa/images/5260.jpg
1996年冬、記念すべき最初の1台は、「CR大工の源さん」で30箱積んで手に入れたあぶく銭で買いました。OAシステムプラザだったかな。10万円ぐらいだったと思います。当時はまだインターネットも引いてないし、CD-ROMが付属したMac関連の月刊誌を買ってきては次々とフリーソフトを試し、調子も悪くないのに何回も再インストールを試み、RAMも最大64MBに自分で増設し、RAM Disk作ってそこにシステムを入れて激速体験したり、とにかくもういじり倒しました。付属の桃源紀行がすごく面白かったことを覚えています。翌1997年の6月ごろから28.8kbpsモデムでインターネット生活を開始し、1997年11月「旧車ほそうで繁盛記」という個人サイトを始めたのもこの5260でした。さらに1998年にはISDNでインターネットに接続。iMacがやってきても1999年の夏ごろまで現役だったので3年近くは使っていた思い出深い1台。当時会社に導入されたコンピューターに戸惑っていた親父にあげましたが、オセロのルールとマウスの扱いを覚えただけであまり役に立たなかったご様子。退職してからは決してパソコンにさわろうとしません。

現在は親父の枕元で静かにホコリをかぶっています。




PowerBook 180c

今は無残な姿。
1997年5月、初給料(まだ臨時だった)にぎりしめて日本橋でんでんタウンへ行き、そのほとんどをつぎ込んで買った初のノートPC。もちろん中古です。14.4kbpsのモデムで初めてインターネットに接続したマシン。1ページ出てくるのに3分かかってました。Color StyleWriter 2200と共に職場に持ち込んで使ってました。超キモチイイキータッチでタッチタイプをマスターしたのはいいのですが、こいつがUSキー配列だったためにこれ以降のMacはノートもデスクトップもすべてUSキーにこだわり続けるハメに。(ちなみにMacがJISキーボードだと3分でキーッてなります)当時は珍しかった見やすいTFT液晶もトラックボールも最高でした。
外付けFDDやら外付けSCSI接続でZipつないだり内臓SCSI HDD交換とかいろいろいじりましたなあ。
のちにながいさんのところへ嫁に行き、大事に使われておりましたが、モニターケーブルが断線して出戻ってきました。現在は母屋のMac博物室(非公開)にて保管中。





PowerBook Duo2300c


1997年、冬だったかな。180c生活半年にしてキーを押してから表示されるまでにタイムラグが発生するようになってきました、それほどわたしのタッチタイプが早くなっていたというか、所詮は68030という非力なCPUというか、メモリ10MBというか、ともかく180cのパワー不足に我慢ならなくなり、「モアパワー!」と叫んでボーナス片手に日本橋へ行って買ってきました。こちらも中古12万円ぐらいだったかなあ。以前にも書きましたが、Dockやらいろいろ買い足したりしてこれまたいろいろ遊びましたねえ。いえ、仕事もよくしましたよ。すでに手で書くよりもMacで文章打つほうが早かったですから。
このころ、ALPSのMicro Dryプリンタで感熱紙に印刷という節約技にハマってましたね。
そのうちDuoのスピードにも不満が出てくるようになって、次のマシンを探しにまたまた日本橋へ。



Performa 275 (Color Classic 2)
http://images.apple.com/jp/support/datasheet/performa/images/275.jpg
1998年夏。夕立とともに。
Duoの後継機を探していたはずなのに再び68030マシンであるカラクラ2を見つけてしまったので買ってしまった。って、ほんとか?当時、かなり最強のカラクラを作る会とか読み漁ってたような気がするから狙ってたんじゃないかという気もする。当然中古。6万円ぐらいだったっけ。ひととおりいじりたおしてしばらく「フライングトースター」(AfterDarkというスクリーンセーバー)専用機と化していたけれど、意外とよく動くのでDuoの代わりに職場に持ち込んで2ヶ月ぐらい使ってました。68030とはいえDuoよりも快適に使えてましたけど、結局Duoにもどったような気がします。でもここらへん記憶があいまいだなあ。ただ、こいつを買いに行ったときはながいさんもいっしょで、夕立にあってびしょびしょになりながらガラガラに乗せて持って帰ったことはよく覚えています。




現在は押入れの中。



iMac 233(Rev.A)


1998年9月に先に姉が買い、わたしも欲しかったんですが、それよりもDuoの代わりになるポータブルを買わにゃと何度目かの日本橋へ出かけたのに半日悩んだ末に並行輸入iMac 233(Rev.A) USキー版を買って配送手配して手ぶらで帰るという荒業に。たしか、14万円ほどで買えたので4万円ぐらい安かったですか。新品は2台目。
これはもうジョブズさんが戻ってきてAppleが復活した象徴的なマシンですから、そりゃもう5年ぐらい現役でずっとおうちマシンとして活躍してくれました。SCSIカードをさしてCD-RドライブつないでCD焼きまくったりマイクロドライつないで印刷したりしてました。
某中学生の卒業祝いにあげました。

今は箱だけが残ってます。


PowerBook 3400c


もうよく覚えていないけど、この1998年か翌年に買ったと思います。やはり日本橋Sofmapで中古15万円ぐらいしたような記憶があります。Duoの後を受けて初めての転勤まで使ってました。
3kgオーバーというショルダークラッシャーな重量だけあって豪華な仕様でした。PowerPC 603e 240MHzに12.1インチTFTカラー液晶(800×600)、ステレオスピーカーを4つ搭載して高音質かつ大音量、FDDとCD-ROMモジュールの排他仕様でSCSIやらLANやらPCカードスロットやら赤外線やらもう盛りだくさんでした。
3400cはのちに横浜へ旅立つながいさんとこへお譲りいたしまして、長く愛用されておりましたが、昨年退役して出戻ってこられました。OS9が必要なときにたま~に起動してます。



あと、眺めるためだけにQuadra700を買ってますがいつだったか覚えてません。どこへやったのかも覚えてない・・・
当時イカすデザインで少数入荷しては即完売するほどの人気っぷりで、Do-夢さんに12時の発売開始に必死で電話したのを覚えています。当たり前ですが中古。2万円でした。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/7/71/Macintosh_Quadra_700.jpg/250px-Macintosh_Quadra_700.jpgQuadra700


ふう。とりあえず1996~1999年までのMac編その1でした。
合計7台。うち中古5台。当時PowerBookは高嶺の花で、中古じゃないととても買えない値段だったというのもありますが、元来の中古好きなんでしょうねえ。
本日はここまで。