14回目だとかいう
ナウシカを久しぶりに見た。
何度見てもひどい映画だ。ひまなのでどこがひどいのか幾つか上げて見る。
前半、
ナウシカがユパに地下の
腐海植物園を見せるところまでは問題ない。だが、翌朝トルメキア船団が出発するところから、物語はどんどん破綻し始める。
ここでひとつめの矛盾ポイント。
1 「トルメキア船団はなぜペジテに向かったのか」
本来、原作の漫画では敵国であるドルクへ侵攻するために大船団を率いて南下する途上、滅ぼされたペジテの生き残りであるところの復讐に燃えるアスベルに船団が奇襲される場面である。
しかし、映画ではドルクが出てこないので、トルメキア船団が移動する目的がわからない。全くもってアスベルに襲われて全滅するために出かけたというほかない展開である。