「ほそログ」

かっせ@ほそうで管理人の「旧車ほそうで繁盛記Weblog」+「日常+PC+カメラ日記」

ソーラレイ・発電システム

さて、今日は気になる次世代エネルギーについてちょっと。

Wired Visionより
最大の原発より大規模:巨大な太陽熱発電所を建設へ
http://img2.wiredvision.jp/news/200902/2009021223-1.jpg
このソーラー設備の技術は、太陽光を電気に直接変換するというよく知られた太陽光発電ではなく、太陽熱を利用する。[多数の鏡を使って]太陽光を集めて、ボイラーに蒸気を発生させ、タービンを回転させるのだ。
鏡を使うということは連邦軍タイプですね!(ならソーラ・システムか)
7つの施設を建設することにより、最大の原子力発電所よりも多くの電力を供給するというものだ。7つすべてが稼働すると、サンフランシスコの世帯数を超える84万5000世帯――このような試算は不合理なことで有名だが――に電力を供給できるようになると、両社は述べている。最初の施設は2013年から稼働を開始する予定だ。[世界最大の原子力発電所新潟県にある柏崎刈羽原子力発電所。7基の原子炉が発生する合計出力は821万2千キロワット(8212MW)。柏崎の1基ずつの規模は100~136万KW(1000-1360MW)]

なんといっても燃料コストがゼロというのは魅力ですな。
あとは設置面積が大きく必要ということと建設コストか。てことでまだまだ原油高騰ブームだった2008年4月 4日の記事
送電網の9割を代替可能? 太陽熱発電への期待と現状」によると、
「太陽熱発電所の建設費用は1キロワットあたり3000ドル。数年以内に1キロワットあたり1500ドルにまで減少」
「石炭火力発電所の建設費用は1キロワットあたり2000~3000ドル」
「Ausra社の太陽熱技術なら、1キロワット時あたり10セントで発電できるらし」
「これは天然ガスの発電コストに匹敵。今後さらに低下するとの見通し」
だそーで。

まあこういうのは楽観的数字が並ぶと相場が決まっているモンですがどうすかね。
ちなみに、この7施設の面積「42.5平方キロメートル」というと、いわゆる東京ドーム約900個分の土地が必要なわけで、日本じゃちょっと無理かも。砂漠と違って天気にも左右されるしねえ。