「ほそログ」

かっせ@ほそうで管理人の「旧車ほそうで繁盛記Weblog」+「日常+PC+カメラ日記」

三連休を満喫ツアー 6 iMacG4とはどんなマシンか


ここで、ちょっとiMacについておさらい。
世間の度肝を抜いて初代iMacが鮮烈デビューしたのは1998年夏。PowerPCG3という当時のマック業界では驚異の性能を誇ったマシンがかわいらしい姿で登場だもん。わたしも買いましたよ初代ボンダイブルーiMac。いままでで一番長期間(5年)メインを張って活躍してくれたマシンでした。

それから約4年後の2002年1月にiMac G4が登場。通称は「Flat Panel(フラットパネル)」。


モデル末期まで他の追随を許さぬ新鮮さを保った初代iMacを一挙に過去のものとさせた、かつてない斬新なデザインと液晶がフレキシブルに動き回るというユニークさをまとって鮮烈デビュー(こればっか)したiMac G4
一部には「白いギャロップ」「デカ尻はジャマ」「拡張性ゼロじゃね?」「電気スタンドみたい」などと揶揄されつつも、銀座アップルストアにてPOSレジ化されていたその姿に感動!PowerPCG4に液晶という性能もあいまって、超憧れのマシンでございました。

「もしかしてアキバ中の誰よりもiMac G4に詳しいんじゃないの?」と錯覚してしまう(←バカ)ほどにしっかりと下調べをして、今回の遠征に臨みました。

てことで、備忘録的に記録。
iMac G4には15・17ワイド・20ワイドの3種類の液晶があり、CPUはG4で 700・800・1G・1.25Gの4種類がありました。
最初にラインナップされたのは、液晶は15インチのみ、CPUが700・800の2種類、光学ドライブはCD-RW、コンボ、SuperDrive(800モデル)の3種類。


さらにマザーボードごとアップデートされ、液晶も15・17ワイド・20ワイドの3種類、CPUは最高1.25Gまでがラインナップされます。このモデルはiMac(USB2.0)と呼ばれます。実はこのiMac(USB2.0)は、その名のとおりUSBが2.0になっただけでなく、AirMacはExtremeになっており、メモリもDDR(PC2700)になってます。

中古PCを漁るときに大事なのはこの、「USBが2.0」「メモリがDDR]というポイントです。
なぜなら、USB1.1はキーボードやマウスでは問題ありませんが、外付けHDやフラッシュメモリの読み書きではイライラするほど遅いからです。(FireWireなら速いんだけど高くて種類も少ない)特にiMacのような拡張性のない一体型やコンパクトマシンではとても重要です。
また、メモリは現在ではDDRでないSDRAMは512MBの玉数が少なくて高いので、中古PCマニアとしては意外と痛いところなのです。

と、いうことで、ながいさんが狙うiMac G4はズバリ、

「15インチ1G」。

設置場所の都合上も価格的にも1.25Gの17・20インチはあきらめましょうと。
しかし、CPU1G、つまりUSB2.0とDDRは確保、と。
予算はいちおう3万円。
これは、新しいワイヤレスキーボ-ド&マウスとBluetoothモジュールとそのためのMacOS(タイガー以上)、内臓HDを新品に換装、ワンセグチューナーという強化メニューにプラス5万円ほどかかるために、トータル8万円程度で抑えようという計算からです。(てか、強化メニューのための予算のほうがはるかに多いことに今気づいた)
8万円程度にしたのは、それ以上だとiMac G5の中古が買えちゃうからです。
ま、iMac G5は17インチワイドが8万円で確かに買えるけど、液晶回らないしテレビは映らないですから、いーんですけどね。精神的ダメージが大きいですから。

さて、ながいさんはどんなiMac G4に出会ったのか。続きは次回の講釈にて~。